1万打ヒットお礼
愛しく

優しくの2人のようです。←ようですって・・・。





あなたに愛されて、どれほどオレが幸せを感じているか。
あなたは知っているだろうか。

初めての時は優しく愛してあげたけれど、今では優しい愛撫では物足りないらしいイルカが、シーツを引き寄せ身を捩る。
「も・・・いや・・・っ」
手と唇で、羽のようなタッチで体を触り続けるカカシを、潤んだ瞳でイルカが睨み上げてくる。
その黒い瞳は夜の闇のようであるのに、彼本人はとても暖かくまるで太陽のよう。
「イヤなの・・・?じゃあ、止める?」
そう言ってぴたとイルカに触れる手を止めて、合わせていた体を離そうとすれば、眉間に皺を寄せたイルカが離れないでと言わんばかりに首に手を回して抱きつき、ふるふると首を振る。
「・・・意地悪」
そんなカカシも好きなくせに、イルカがそんな可愛い事を耳元で囁くから。
「少し意地悪な方が感じるでしょ?」
お返しに、ことさら低くした声で、その耳元に吐息を吹きかけるように囁いた。

「ゃあ・・・っ」
つんと尖る乳首を唇で食む。
舌先でちろちろと先端を舐めれば、カカシの太腿に当たっているイルカのオスが、ぴくんとその頭を振って反応を返す。
それは既にたくさんの涙を零して、てらてらと濡れ光ってしまっていて。
優しい愛撫だけでここまで反応するイルカのオスが愛しい。
それをぐっと強めに握り込み、カリに引っかかるようにぐちぐちと音をさせて扱いてやれば、イルカが背を仰け反らせて高い嬌声を上げる。
「相変わらず好きですねぇ、ココ」
からかう様にそう言ったのに、こくんとイルカが素直に頷くから。苦笑が浮かんでしまう。
「じゃあ、こっちは・・・どうかな・・・?」
そっと後ろの口へと指を伸ばせば、そこは期待しているのか、ひくついて待ち侘びていてくれた。
イルカのオスが零した涙がこんなところにも流れ落ちてきているから、それを馴染ませるように指で周りをくるりと撫でた後、中へと侵入させる。慣れたそこは、くちゅりといやらしい音を立てて美味しそうに飲み込んでいく。
指が何度も辿った道を辿り、覚えたイルカのイイところをすぐに探り当てる。
「あ・・・っ」
弄ってもらえる期待からだろう、イルカの体がぴくんと震えて、視線がカカシへと向けられる。
だが、カカシはわざとそこを外して擦り始めた。
「あっ、やだ・・・っ」
もどかしいからか、イルカが身を捩り、イイ所に指が当たるように膝を立てて腰を動かす。
「腰、動いてますよ?」
先生なのに、いやらしい人。
そう耳元で言えば、イルカが羞恥に顔を染める。だが、腰の動きは止まらない。
「も・・・っ、お願い・・・っ。ちゃん、と・・・してぇ・・・っ」
目に涙を溜め、可愛らしい声で強請るイルカに笑みが浮かぶ。
「仕方ないですねぇ・・・。ほら」
希望通り、イイ所を強く擦ってやれば、途端にイルカの口から嬌声があがる。
「ああんっ!あ・・・っ。は・・・あっ。ん・・・あッ!」
背を反らせ、黒髪を白いシーツに乱して喘ぐ姿は、いつみても妖艶だ。
「ゃあ・・・っ。い、く・・・っ。いっちゃ、うっ、アアアッ!」
数度擦ってあげただけで、あっけなく。びちゃという音と共に、イルカの腹に白いものがびゅっびゅと吐き出される。
「・・・お尻だけでイっちゃったの?」
意地の悪い事を言うが、イったばかりで朦朧としているイルカには聞こえていないらしく、荒い息をつきながら快楽に霞んだ目を向けてくる。
落ち着くまで待とうと、腹に出されたものをシーツで拭っていると、イルカがカカシの体を手で押し返しながら、緩慢な仕草で体を起こした。
「・・・イルカ先生?」
「今度、は・・・、俺が・・・」
「え・・・?」
そっと体を押されて、シーツに片手をついた。
上から軽いキスを落とされる。その唇が、首筋、鎖骨、心臓、腹と徐々に下っていき。
イルカの痴態を見ていただけで鎌首をもたげたカカシのオスにも、キスが落とされた。
「・・・っ、イルカ先生?」
「前に、言ったじゃないですか。俺も、したい、って・・・」
竿に手が添えられて、イルカの口が開く。そこから舌が伸ばされて、裏側の筋が集まっているところをゆっくりと舐められた後、先端を口に含まれた。
「っ」
初めてだろうその行為は巧みではない。
だが、イルカにされているという事と、イルカがあんなものを口に含んでいるという視覚からくる快楽は、カカシにどうしようもないほどの悦楽をもたらした。
イルカの可愛らしい唇を、カカシの赤黒い怒張が犯していく。
(これは・・・想像以上だね・・・)
イルカにしてもらう事を想像した事は確かにあるが、まさかこれほどだとは思わなかった。
さらさらとした黒髪がカカシの内腿にかかりくすぐったい。
イルカが煩わしげに髪を耳にかける仕草を見て、カカシは近くにあったイルカの髪紐を手に取ると、前に落ちてくる髪を全て手でかきあげて、後で結わえた。表情が見たかった。
ちらと咥えたまま視線を寄越してくるイルカに、ぐんとオスが大きくなる。
「ん・・・っ」
「続けて・・・?」
苦しそうな声をあげるイルカの頬に手を添えて励ますと、ゆっくりと奥へ奥へと導かれる。
「ん・・・ふ・・・っ」
その熱い咥内と、甘い吐息を零すイルカにカカシは目を眇めた。気をつけないと、すぐにでも吐き出してしまいそうだ。
喉の奥まで飲み込んだイルカが苦しげに眉を寄せる。
「良く出来ました・・・。今度は、唇で扱きながら抜いていって・・・」
褒められて嬉しかったのか、目を細めたイルカが、カカシに言われるがまま、きゅと唇に力を入れてずるずると抜き出す。
「そう・・・、舌も使って・・・。・・・っ」
血管に沿って舌が這わされて息を詰めた。
(凄いな・・・)
同じ男だからか、感じる部分が何となく分かるのだろう。教えていないのに、敏感な所を舐めるイルカに、たまらなく感じる。
「・・・上手ですよ、イルカ先生」
先端の筋が集まっている場所をちろちろと舐められて、とろりと蜜が溢れるのが分かる。その味に、イルカがふっと微かに笑みを浮かべた。
「美味しい?」
そう問えば、視線だけで頷いて見せるから。
「歯を立てないようにして、強く吸っていて」
そう告げると、カカシはイルカの頭を掴み、奥へと怒張を侵入させた。言われたとおり、イルカがそれを強く吸い上げる。喉の奥に当たると、イルカが辛そうな表情できつく目を閉じた。それを見ても、頭を掴む手は緩まない。緩められない。
「んぅ・・・っ」
抜き始めると、さっきと同じように唇で扱きながら、舌で舐めてくれる。それを何度も繰り返した。
「・・・っ、あぁ、凄いね・・・」
とても上手。
カカシの言葉に、イルカが視線を上げる。
(・・・ッ)
少し乱暴にされているから、目に涙がたくさん溜まっているし、唇が赤く色づいてしまっている。
そんなイルカが、カカシの卑猥な色をしたモノを咥えたまま見上げてくるから。我慢が出来なくなった。
「・・・そろそろ出してもいい?」
そう聞けば、イルカが嬉しそうに目を細めた。
「いい子」と頬を撫でてやると、カカシは掴んだ頭を、まるで性交しているかのように動かし始めた。
「んむ・・・っ、ん・・・っ」
イルカが、教えられた事を忠実に守り、実行する。
(たまらない・・・)
こんな事をされても全く抵抗しないどころか、カカシを気持ちよくさせようとするイルカが愛おしい。
喉の奥まで来たオスを、イルカがきつく吸い上げた瞬間。
「く・・・っ」
湧き上がる絶頂の予感に逆らう事無く、カカシはイルカの喉に熱い精を吐き出した。
「ぐ・・・っ!ん・・・っ」
驚いたのか、離れようとするイルカを許さず、頭を掴みしめたまま。最後までその唇で扱き、出しきる。そうしてから、ずるりと抜き去った。
抜き去った時に、僅かに顎に零れた白いものを指で拭い取ってあげる。
出されたものを、口に含んだままらしいイルカを見て。
(そんなもの、飲めないよね・・・)
そう思ったカカシが「大丈夫?吐き出す?」と問うと、ふるふると首を振って。
イルカはカカシに目をしっかり合わせて、こくりとそれを飲んで見せた。さらには先ほど拭ったカカシの指も手に取ると、ぺろりと舐めて。
「・・・美味しい、です」
そう言って笑顔を見せてくれたイルカに、愛しさが沸き起こる。

もう何度もイルカに愛していると告げているけれど。
何度でも告げたい。
「・・・愛してるよ、イルカ先生」
懸命に愛してくれたイルカに、同じ以上の愛情を返す為。
カカシはイルカをシーツに横たえ縫い止めると、その体にたくさんの愛情を注ぎ始めた。





こんな色物をお礼に用意するようなyukiですがwこれからも宜しくお願いしまっす!

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